世の中は全て「手数料」で回っている
世の中には様々な仕事があります。
目に見えるものから見えないものまで様々な商品やサービスを、考えたり作ったり動かしたり壊したりと、いろんなかたちで取り扱い、その対価として代金をいただくことで商売は成り立っています。
ざっくり言えば、仕事の利益は全て「手数料分」ということになります。
パン屋さんで言えば、
代金−原材料費=利益(手間賃→手数料)
ですし、
国で言えば
税金−様々な公共サービス・公共建造物=公務員の給与
といったところでしょうか。
当然、パン屋さんで買うより自分で作ったほうが安い、税金で作るよりも自費で作ったほうが道路や橋も安いかもしれないです。
でも全てを自分の力だけでやろうとしたら無理ですよね。
だからお金払って、手数料を払って人にしてもらっている。
こういう「持ちつ持たれつ」で世の中は成り立っています。
皆さんはいろんな商品を比較するときに、「もし自分でしたら…」という【ものさし】で
見ることはありませんか。
その結果、高いか安いか、お得か否か、判断していませんか?
でもこの【ものさし】、自分の知らないことは計れませんよね。
相場はいくらくらいなんだろう。
この「相場」は世の中の一般的な判断基準のこと。
これを知らないと損をするかもしれないですよね。
私は損をできるだけしない人生のほうがいいです。
ということは「知ること」ってとっても大事になってきます。
この会社よりもあの会社のほうが、とか
このお店よりもあのお店のほうが、とか
この人よりもあの人のほうが、とか…
これも知らないとできない判断ですよね。
知識を身につけて自分の【ものさし】をより正確なものにしていきたいですね。
次回はこの【ものさし】を惑わす手数料の話です。
皆さんは代理店や販売店を通さずに買う場合と、直接製造元から買う場合とどちらが安いと思いますか?