ラグビー日本代表にみる「メンタル」の重要性
ワールドカップ初戦で強豪の南アフリカ代表を歴史的勝利に続き、サモア代表も破りました!
それにしても強かったですねー日本代表。
本当に堂々とした戦いっぷりと勝ちっぷりでした。
次のアメリカ戦が待ち遠しくて興奮して眠れない秋の夜長を過ごしています。
2戦目のスコットランド代表戦の大敗で不安もあったのですが、逆にあの敗戦があったからこその今回の強い日本代表の姿があったのだと思います。
下馬評を覆す南アフリカ戦での劇的な勝利。
チャレンジャーに徹した無欲の勝利だったと思います。
最後のあのワンプレーで、キックでの同点ではなくトライを、ミスしたりボールを奪われてしまえばそこで敗戦のリスクを負ってまで引き分けでなく勝ちに行った。
そして勝利!
プレッシャーの中で、今できることを愚直なまでに出し切ったことでメンタルで相手を上回り、いつも以上の力が出せたのだと思います。
続くスコットランド戦、もちろん連戦の疲れもあったとは思いますが、敗れてしまいました。
我々もそうですが、選手も期待してしまったのではないでしょうか。
「ここもいけるかも」と。
いつも以上の力はギフトです。
出そうと思って出るものじゃありません。
過信、ではありません、ほのかな期待です。「あわよくば」の。
前半途中までは互角以上に戦えていたと思います。
ただ初戦と違ったのは、ミスが続いたことです。
いつも以上を期待してしまっていたからこそ、何気ないミスがプレッシャーとなってしまうのです。「取り返さねば」と。
ミスを取り返す、これはいつも以上の力を出すことです。
そう簡単にはできません。かえってプレッシャーとなりまた次のミスを・・・
しかしこの敗戦があったからこそ、今回のサモア戦ではもう一度チャレンジャーに徹し、自分たちの力を出し切ることに徹し、「平常心」で戦えたからこその勝利だと思います。
普段通りの力を出し切る。
よく言われる「平常心」。
これって実はとっても難しいですよね。
でも心構え一つで手に入れることができるものでもあるんです。
続きは次回に。