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代理店から買ったほうが安く買えるのはなぜか。

先日、ある食品メーカーの方とご一緒する機会がありました。
私はそのメーカーの商品のヘビーユーザーであったので、おかげさまでマニアックな話で盛り上がり、楽しい時間が過ごせました。そして帰り際に、
「今度ぜひ工場見学に来てください」
と言われたので、
「ぜひ今度、工場に直接買いに行きますね」と言うと、
「実はコンビニの〇〇で買っていただいたほうが安く買えますよ」と教えてくれました。

こういったモノって意外と多いと思いませんか。

普通に考えて「中間マージン」と言われる「手数料」が発生しないのだから、直接購入のほうが安いはず。
なのに、同じ値段ならまだしも、「〇〇のほうが安い」と言われた。
代理店で買ったほうがお得なのだ。

なぜか。

代理店や特約店が定価よりも安く販売できるということは、利益を削って安く卸しているということになる。

そこまでしてメリットがあるのか。

販路やマーケットを増やすために「広告費」と割り切って赤字で出していることもあるかもしれない。
でもその場合、「安く買える」は一時的なキャンペーンになってしまうし、ならば工場に伺ったときにその値段まで安く譲っていただくこともできるはず。
極端に言えば、目の前に商品があるのに「ここじゃなく代理店や販売店で買ってくれ」ということ。

ということは直販より安い代理店や販売店があっても利益が出る仕組みがあるということ。

一つの会社として考えると、自社で販売するよりも他社のほうが商品を安く販売できるのは利益がもったいない気がする。人に頼むより自分でやったほうが絶対儲かる気がする。

しかし、その他社が自社の一部門、自社の営業部門の業務を代わりに行ってくれていると考えると自社で営業部門を賄う必要が無くなり、その分の人件費はカットできる。
他社を自社の一部ととらえ、自社で賄う場合のコストと比較して、外注したほうが効率的な経営ができる場合があるということ。

先例の場合、営業活動費を代理店や販売店への卸価格の割引に回してるのだろう。

最近こういう企業が増えている。
もちろん信頼関係が大前提ではあるが、他社の力、みんなの力、経営資源を持ち寄って、それぞれの得意な分野で最大限の生産性を「チーム」で上げるという発想。
特に都会の中小零細企業で生き残っているところは「チーム」で戦っている。

全てを自社で賄うにはスピード面からもコスト面からも非効率な時代になっている。

「チーム」で戦う時代。

にも関わらず、地方の企業ほどまだまだ独力で何とかしようとしすぎ。
一人勝ちしようとしすぎている。
もうそんな時代ではない。

マーケット等外部環境の厳しい地方企業こそ、いち早く「チーム」で戦う体制を作らねば。

当社は少しでもこの部分に貢献していきたい。
宇佐市と福岡市のモノやサービスや企業を繋げて交易をサポートします!
どんどん相談してください。どんどん外注してください。
外注のほうが効率的なこと、たくさんあります。
たとえ我社には荷が重いことでも、どんどん信頼できるプロも紹介しますから。

スピードの時代、学ぶことを怠ってはいけませんが、任せることも重要です。


やっぱり故郷が宇佐市が大好きです。
その故郷が廃れていくのは寂しいし、まだまだ素晴らしい経済資源もたくさん眠ってるはず!
これからも宇佐市のいいところをたくさんアピールして、いいものをたくさん宇佐市に持ち帰りたいと思います。