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2016.1.24実施_FP2級学科試験総括②

「これだけ毎回問題が変わったら、過去問題演習をしても意味がない」
というような声を聞くことがあります。

しかしこれは誤りです。はっきりと断言します。

当講座のカリキュラムは単元ごとに、
(1)解説→(2)過去問題演習
を繰り返す講座内容です。過去問題演習が非常に大きなウエイトを占めます。
それはやはり過去問題が合格のための一番の近道だからです。

今回の試験では確かに出題傾向は変化していましたが、反面過去問題とほぼ同内容の問題も多数見受けられました。

以下は試験問題の出題比率です。

①当講座で使用する「これテキ」でカバー可能 ・・・25問
②過去問題演習にプラスα解説で解説済 ・・・16問
③新傾向問題・新出用語等 ・・・19問
でした。
①+②で41問ですので、6単元わずか24ページの「これテキ」と過去問題演習&解説のみという当講座内容だけでももちろん合格できる試験問題でした。
③が19問、割合にして約3割も目新しい問題が出ており当然面食らったとは思いますが、この中には、特にFPの学習をしていない人でも解けるであろう「一般常識問題」も含まれています。

例えば、「死因贈与契約は、贈与者の一方的な意思表示により成立する」〇か☓か。

そもそも贈与とは?を考えれば解けます。
「これテキ」にも
『親から子への3パターン
欲しくて貰う=譲渡 (お金+税金を払ってでも欲しい) → 所得税
貰えるなら貰う=贈与 (税金だけ払う) → 贈与税
欲しくなくても貰う=相続 (相続拒否もできる) → 相続税
だから税率が違う』
とありますし。

「貰えるならも貰う=贈与」には貰う側の意志はありますよね。ということで☓です。

という具合に「新出の③だから全て解けない」とはなりませんよね。
4択ですから確率25%正解としても5問。

「問題形式が変わったから合格できなかった」は言い分けですよー。

確かに難易度は回を重ねるごとに上がっています。
だからと言って新出項目まで抑えようと『より広く」学習するのはナンセンスです。
『より深く』『目的や背景まで理解する』が正解です。
次のステップに進んだとしてもここは不変です。

単元別考察 (出題比率)
【ライフプランニング】(①6:②2:③2)
 この単元は今回は比較的容易でしたね。素直な問題が多かったです。
【リスク管理】(①5:②5:③0)
 この単元は今回最も簡単でした。過去問の類題も多く保険業界の方は満点では。
【金融商品】(①2:②2:③6)
 この単元は一転して難問が多かったです。新出用語も多く対応しづらかったと思います。
【税金】(①3:②4:③3)
 この単元もかなりいじられていましたが過去問題解説でカバーできた問題も多かったです。
【不動産】(①3:②2:③5)
 ここも傾向が変わって難問が増えた半面、易しい問題は本当に簡単でした。二極化でした。
【贈与・相続】(①6:②1:③3)
 ここは基本的事項の確認問題が多く易しかったですね。

全体的に難易度の二極化が激しかったです。
易しい問題を取りこぼしていると厳しい結果になるかもしれません。
ただ、本当に基本的な問題も多かったので時間的には割と余裕をもって進められたのではないかと思います。時間的余裕がある分、難問に時間を割くことがしやすかったのでは。
その点では難易度の割には得点率の、合格率の高い結果となるような気がします。


全体総括はこちら → 2016.1.24実施_FP2級学科試験総括①